フリーランスの一年間「第1回 独立」 ベストなタイミングと注意点もご紹介!

フリーランスの独立

エンジニアがフリーランスとして独立する際に準備すること

近年、エンジニア不足が深刻化しており、IT人材のニーズが高い傾向にあります。また、ITフリーランスを取り巻く環境もきちんと整えられているため、ITフリーランスの未来は明るいといえます。そのため、今後のフリーランスエンジニアの需要や将来性は高いと言えるでしょう。

そのような機会をチャンスととらえて、会社から独立し「フリーランスのエンジニアとして働きたい」と考えているプログラマーやSE(システムエンジニア)も多くなっています。
とはいえ、「独立までにどのような準備をすればいいのか分からない」「どうやってフリーランスになればいいのか知らないことも多い」と不安を抱えている方も少なくありません。

そこで今回は、フリーランスとして独立するまでの流れや準備しておいた方がいいこと、さらには注意点まで詳しく説明していきます。ぜひ、最後までご覧ください。

独立してフリーランスエンジニアになるベストなタイミングとは?

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まずは、独立してフリーランスエンジニアになるベストなタイミングを年齢の面で考えてみましょう。

単純に生涯年収の観点だけで見るならば、1番恩恵を受けられるのは「20代から」と考えられるため、フリーランスエンジニアになるベストなタイミングは20代だといえます。若いうちからさまざまな仕事に触れることで、エンジニアとしての開発能力以外のところでライバルとの差別化が図れます。つまり、30代や40代よりも20代で独立した方が、案件単価が上がり報酬金額が高まっていく可能性があります。

とはいえ、30代や40代で独立するのが不利かというと決してそうではありません。人それぞれ、独立に向いた環境が整う時期も異なります。あくまでも、それらの環境が満たされているなら、数値の面で考えると早いほど有利というだけであり、答えは「独立したい時がベストな時」ということになるでしょう。

フリーランスエンジニアとして独立するまでの流れ

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フリーランスエンジニアとして独立するまでの流れは以下のようになっています。とても基本的なことですが、大切なことですので、ここでもう一度確認しておきましょう。

STEP1 退職の手続き

〇 会社員として働いている場合、退職手続きが必要
〇 退職日の決定・業務の引き継ぎ・保険証や備品などの返却

STEP2 国民健康保険や国民年金などへの加入

〇 会社を退職すると、社会保険・厚生年金ではなくなる
〇 14日以内に国民健康保険・国民年金への切り替えが義務付けられている

STEP3 個人事業の開業届出書の提出

〇 フリーランスになる際、特別な手続きは不要
〇 税務署に開業届出書を提出する:「個人事業主」として税法上の恩恵を受けられる

STEP4 青色申告承認申請書の提出

〇 税務署に提出するため、開業届出書と一緒に提出することがベスト
〇 提出期限は、1月1日〜1月15日までの開業の場合はその年の3月15日まで
〇 1月16日以降の場合は開業日より2ヶ月以内(お近くの税務署で詳細をご確認ください)

青色申告承認申請書は、税金対策にも繋がります。もっと詳しく知りたい方は、この連載記事の「フリーランスの税金」でご紹介しますので、ぜひご覧ください。

フリーランスエンジニアになるために独立する前に準備しておくべき5つのこと

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フリーランスになる前に、ぜひ準備しておくべきものが以下の5つです。
● 独立資金
● 仕事に必要な道具
● SNS・サイト
● 名刺
● 会計ソフト

それでは詳しく説明していきます。

独立資金

独立する前に準備しておいた方が良いものとして、まず紹介するのが独立資金です。ある程度の資金を準備しておかないと、受注が安定しない初動期間に、収支が不足し生活に困る可能性も考えられます。
ここでは、必要な貯金額や独立に必要な資金を紹介していきます。

【必要な貯金額】
フリーランスとして独立する場合、あくまで理想ですが、最低生活費1年分程度の貯金があると、心に余裕が持てます。そのため、まずは自分がどのくらいの生活費が必要なのか考えると良いでしょう。
独立してすぐに仕事が獲得できるとは限りません。そのため、例え仕事が決まらなくても生活できる程度の貯金をしておくと良いでしょう。
とはいえ、1年分の生活費を用意することは難しいでしょう。そこで、税金・家賃など必ず必要となる費用をカバーするために、自分で許容できる最低限の生活水準をベースに、半年以上収入が安定しない場合にも上手にきりもりできそうな額の貯金をしておくと安心でしょう。

【独立に必要な費用】
フリーランスとして独立するだけなら、ほとんど費用はかかりません。しかし、仕事を獲得するためには、最低限、名刺は作成する必要があります。自分で作成すれば費用は抑えられます。
また、事務所を借りて仕事をする場合はある程度の費用がかかります。もちろん、物件にもよりますが、敷金・保証金も考えて50〜100万円は用意しておくと良いでしょう。できれば独立当初は、経費削減のため、自宅を事務所としてスタートアップすることをお勧めします。自宅を事務所とすれば、家賃や光熱費、通信費なども一定程度が経費としても認められることがあります。

仕事に必要な道具

フリーランスエンジニアといっても、さまざまな職種があります。そのため、仕事によって必要な道具は異なります。いつ仕事を獲得できるかわかりません。そのため、仕事に必要となる道具は独立前に計画的に用意しておくと良いでしょう。また、レシートや名刺をまとめるファイルや文房具なども用意しておきましょう。

SNS・サイト

仕事を獲得する手段の一つに、SNSやサイトの活用があります。そのため、ビジネス用にSNSのアカウント、サイトやブログを作成しておくと便利です。
実績や成果物など、ポートフォリオを記載しておくことで、よりその効果を高めることができます。必ず準備しておいた方が良いというわけではありませんが、準備しておいた方が利益アップに繋がるでしょう。

名刺

名刺を持っていると、クライアント側からの信頼を得やすくなります。そのため、事前に準備しておくと良いでしょう。中には、全てWeb上で完結するから名刺作っても、と思う方もいるでしょう。しかし、交流会に参加する条件として「名刺を持参する」と設けられているケースもあります。
また、セミナーやイベントなど、ビジネスの交流において名刺はあって損はないため作っておいた方が無難でしょう。新たなお声がけをいただける場合があります。

会計ソフト

フリーランスエンジニアとして働く場合、確定申告が必要です。1年分のお金のやり取りを手作業で行うとかなり大変で、時間と手間がかかってしまいます。

会計ソフトを活用すると簡単な操作で書類を作成できるため、事前に導入しておくと便利でしょう。会計ソフトの中には高価なものもありますが、独立してすぐの個人事業主であれば、ネットで完結するクラウドサービス上の会計ソフトなども安価で便利な選択肢として考えられます。安価なソフトの方が機能が少ない分、慣れることも早いため、独立してすぐの様々な作業を開始する当初の時期には、お勧めかもしれません。

失敗事例から学ぶ!独立したエンジニアが気をつけるべきことや注意点とは

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ここからは、独立したエンジニアにありがちな失敗例を3つ紹介します。
みなさんが同じような失敗をしないためにも、ぜひ理解を深めておきましょう。

失敗事例1:納期に間に合わない

独立したエンジニアにありがちな失敗事例1つ目は、納期に間に合わないことです。
フリーランスエンジニアは、仕事をする時間の全てを自分で決定します。そのため、スケジュール管理をしっかり行わないと、納期に間に合わない可能性があります。

独立したばかりのフリーランスエンジニアがスケジュール管理を行うコツは以下のようになっています。
● 労働時間を決める
● 案件を受注しすぎない

独立したばかりのうちは、収入源を確保するために多くの案件を受注したくなるでしょう。
しかし、スケジュール管理ができなくなるほどの案件を受注してしまっては意味がありません。そのため、自分のスキルや力量を把握し、しっかりとしたスケジュール管理を行いましょう。

失敗事例2:ダラダラ過ごしてしまう

独立したエンジニアにありがちな失敗事例2つ目は、ダラダラ過ごしてしまうことです。
会社員の場合、毎日出退勤時間が決まっており、常に誰かいるためダラダラできない環境となっています。一方フリーランスエンジニアの場合、決められた時間がなく、いつ何をしても怒られることがないためダラダラ過ごしてしまう方もいます。

ダラダラ過ごしてしまうと、納期ギリギリになってしまったり、体調を崩してしまい納期に間に合わなくなってしまったりする可能性も考えられます。
そのため、規則正しい生活を送れるようにルーティンを決めておくことをおすすめします。

失敗事例3:時代に遅れをとる

独立したエンジニアにありがちな失敗事例3つ目は、時代に遅れをとることです。
会社員の場合、会社側からの指示などで、いち早くプログラミングなどの最新技術をキャッチして勉強を行います。しかし、フリーランスエンジニアの場合には自分で情報を収集しないといけません。

IT業界は目まぐるしく変化しているため、常にアンテナを張って情報を集めなければ時代に取り残されます。そのため、情報収集を欠かさずに、最新情報を勉強しておきましょう。必要に応じて新しいプログラム言語の講座などを受講し、常に自分をアップデートしていければ最良でしょう。

まとめ

フリーランス全力支援
独立してフリーランスになる流れや事前準備、そして注意点等を詳しくご紹介してきました。

フリーランスになるために特別な手続きはありませんが、退職届の提出や国民健康保険・国民年金への切り替え、青色申告承認申請書の提出等が必要となります。
また、独立する前に資金の調達やパソコン、さらには名刺やSNS・サイトなどを作成しておくと案件獲得のためにも効果があるため、しっかり準備しておいた方が良いでしょう。
独立を考えているエンジニアの方は、ありがちな失敗例に注意しながら行動を起こしてみてください。

フリーランスエンジニアとして独立までの流れが理解できた後は、独立しても案件を受注できるかどうかという不安もあるでしょう。そこで、次回は「第2回 開拓」について詳しくご紹介します。フリーランスが案件を獲得するための新規クライアント開拓方法などをご紹介しますので、こちらもぜひご覧ください。


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