フリーランスの一年間「第5回 案件選択基準1」 選択基準を定める重要性を知る

フリーランスの案件選択

フリーランスエンジニアの案件選択方法

フリーランスのITエンジニアに限ったことではありませんが、「依頼された仕事はすすんで全て受託するべきなのか」それとも「自分の得意な分野に集中するべきなのか」という、受注スタンスの課題があります。

この受注スタンスの在り方については、フリーランスとして働き始めたばかりのエンジニアの場合、特に悩む問題でしょう。
そこで今回は、フリーランスの案件は取捨選択した上で受託していくべきなのかどうか、詳しく解説していきます。

【結論】フリーランスエンジニアでも納得いく案件を選んだ方が良い

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案件選択基準を明確に定める

フリーランスエンジニアの中には「依頼された案件は全て引き受けるべきなのか」「案件を選り好みすることで仕事が減少しないか」など、悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
結論から言うと、フリーランスエンジニアの場合でも、案件選択基準を明確に定めた上で仕事を選んだ方が良いでしょう。

なぜならば、フリーランスとして関与した仕事は良くも悪くも「実績」として残ります。実績は、今後の仕事に大きな影響を与えます。そのため、自分の案件選択基準を定めた上で案件を選択することが大切になるのです。

戦略的であれば柔軟な選択も価値あり

常駐型案件の場合はクライアント企業のオフィスに常駐して働きます。もし、クライアント側の会社の社風や雰囲気などが自分に合わない場合、ストレスとなってしまい、結果としてパフォーマンスが低下する可能性も考えられます。そのため、常駐型の場合は特に案件は選択すべきであるといえるでしょう。

とはいえ、フリーランスとして働き始めたばかりだと仕事が貰えるだけでも感謝しなければいけないほどの状況かもしれません。そのため、仕事を選り好みしている場合ではない方もいるでしょう。しかし、どのような案件を受注するかによって、評価や今後の仕事が変わります。このことを、頭に入れて今のご自身の状況と採るべき方針とを納得した形で対応させながら、どうするべきかをじっくり検討することが理想でしょう。
もし余裕があるなら、自己の選択基準を優先させる方が良いでしょう。余裕がないようならば、戦略的に短期または中期的に“割り切って”案件を受託するのであれば、納得の上ですので、また違った成果を生んでいくことが出来るはずです。

なかなか仕事が決まらない時期こそ案件選定は重要

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経済戦略と価値を維持する時期を見極める

フリーランスとして働き始めたばかりのエンジニアにとって最も苦労するのは、自分自身で仕事を見つけることでしょう。報酬の高い仕事を見つけても、クライアントが継続的に仕事を発注してくれる保証はありません。
フリーランスとして働いていると、仕事がある時期もあれば、当然ない時期もあります。しかし、フリーランスになりたての頃に仕事が減ったり、なくなったりするとどうしても焦りが出ます。

そのため、「仕事が減ってきた」と感じたら、低単価案件を無理にでも受注する方もいるでしょう。低単価案件を受注することで、経験を重ねて自分のスキルアップの糧にするメリットも、もちろんあります。時によっては、経済的安定のために必要な戦略です。
しかし、あまりにも低単価の仕事や、自分の実績にとってプラスにならない仕事まで受託してしまうと、自分のスキルを「安売りする」という結果になってしまうこともあります。

自ら戦略的に選択するということの意味

フリーランスのエンジニアになると、自分のスキルや経験など、仕事に対する価値は第三者ではなく、自分自身で好きに決めることができます。
つまり、自分のスキルに600,000円の価値があると思えば、600,000円で自分のスキルを購入してくれるクライアントを見つければ良いのです。一方、自分で全て決めることができるため、600,000円の価値がある自分のスキルを、あえて500,000円で購入してもらうこともできます。

ここで、何らかの目的(自分の名前を覚えてもらうなど)があったり、得られる報酬以上の付加価値があったりするのならば、スキルの安売りではなく、戦略的選択と言えるでしょう。しかし、「なかなか仕事が決まらないから」という焦りだけで自分のスキルを売ることは安売りとなってしまう可能性はあります。

前述したように、受託した案件は良くも悪くも実績となって残ります。また、次の仕事へ影響する可能性も考えられますので、仕事がない時期こそ焦らずに、冷静になって後悔しない案件を選びましょう。また経済的事情により受託せざるを得ないような場合でも、“割り切って自ら選択しているのだ”というクールさで、計画的に消化していくのならば、より良い仕事の成果にもつながっていくはずです。
要はいずれであっても、状況に応じて自らの意思決定の下で仕事管理を進めていさえすれば、全てが“自ら戦略的に選択した必要な案件”となり得るのです。この意識を持てるかどうかが決定的な要素なのかもしれません。

失敗しない案件選定方法とは

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フリーランスエンジニアの案件選定で、ありがちな失敗事例は「働き方や企業の文化など、案件の環境が一致しない」「クライアントのニーズに沿ったスキルと自分の経験が一致しない」という2パターンです。

求められるスキルについては、面談や面接などの場面でのコミュニケーションや「仕事内容に関する質問」で明確にできます。一方、環境の場合は入ってみないと分からない部分が多いのが現実です。
そのため、これまで自分が働きやすかったクライアントの案件はどういったものだったのか、特徴などを明確にした上で自分に合う環境かどうかを判断すると良いでしょう。

「有名企業や大手企業の案件だから」「最初に依頼されたから」など安易な考えで受託すると、後悔する可能性も高まります。もちろん、入ってみないと分からない部分は多いですが、事前に見極めて受託するかどうか検討しましょう。

まとめ

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これまで、フリーランスエンジニアの案件選択基準の重要性を説明してきました。
フリーランスエンジニアとして、どのような案件を受託するかによって、クライアントからの評価や今後の仕事が変わっていきます。そのため、どのような案件でも受けるのではなく、明確な戦略的方針で状況に応じて選ぶことが大切です。

案件を受託する際、さまざまな選定基準があります。なかには、自分のスキルや報酬だけで案件を選んでいるフリーランスエンジニアもいるでしょう。この時、「将来自分のスキルに良い影響を及ぼす案件かどうか」また、プログラミング言語やシステム環境など「この案件を受託することによって次の仕事に繋がるかどうか」も考慮して案件を選択すると良いでしょう。

次の記事では、より詳しく「フリーランスエンジニアの案件選択基準」を解説していきます。IT人材の需要や将来性の増加によってさまざまな案件があります。案件を受託してから後悔しないためにも、しっかりとポイントを押さえておきましょう。
気になる案件に応募する前に、今一度この案件を本当に受託していいのかどうか検討する際の参考にしてみてください。


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